写真・しゃしん・シャシン

思うこと、いっぱいあって今を書き留めておきたい。 風景写真にポートレート。 忙しく撮影に駆け回っている。 そんな日々のつれづれを書き綴っています。 お暇がありましたらお付き合いくださいませ。

モデルさん募集
ポートレートサークル「Pam’sG」
プロフィール

H.T House 田口

Author:H.T House 田口
北海道の広大な風景とポートレートなどを撮影しています。
写真に関するあれこれを綴ってゆきます。
私のHPは下のリンク「Northern Gallery H.T House」です。
お暇がございましたら、お立ち寄りくださいね。

Northern Gallery H.T House
http://www005.upp.so-net.ne.jp/h-taguchi/

尚、このブログ内の写真、その他のコンテンツはすべて著作権で保護されております。

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新作、公開!!

2007.03.31

category : 「Photo Essay」

何とか出来上がりました。
「Photo Essay」「帰郷」です。

2年ほど前から暖めていた構想を、やっと実現することが出来ました。
今回のロケ地は旭川です。
仕事では何度か訪れてはいるものの、撮影となると何処が良いのか・・・・。
今回は旭川出身のモデルの雪華ちゃんに助けてもらいました。
彼女とのコラボはこれが6回目です。
北海道のほぼ中心に位置する旭川は、道内では2番目の都市です。
富良野、美瑛から旭川に続く一帯は盆地となっており、夏は暑く冬は寒さの厳しい土地です。
最近では旭山動物園が有名になり観光客も多くなったようですが、それまでは美瑛、富良野に隠れた静かなたたずまいの街でした。
市内にはいくつもの河が流れ、遠くには雄大な大雪山を望むこの街。
ここでの撮影は2回目なのですが、前作では街中のロケはありませんでした。
今回こうして歩いてみると、絵になるところがたくさんあることに気がつきましたね。
ぜひ、初夏にも訪れてみたい。

帰郷
都会で暮らす人々は、日々さまざまな思いに駆られながら暮らしています。
故郷へ帰るその道行きで、何を思いながら歩みを進めるのか。

皆様のご意見ご感想をお待ちしております。

Norhern Gallery H.T House
http://www005.upp.so-net.ne.jp/h-taguchi/
「Photo Essay」「帰郷


「Photo Essay」「帰郷」より

tags : 写真 帰郷 旭川 雪華 

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海を渡る蝶 その2

2007.03.28

category : ポートレート

モデルさんは女優と同じですね。
いや、そもそも女の子には女優願望というものがあるようです。
カメラの前で自己を表現する。
そうした意味での表現者は、モデルも女優も同じかもしれません。

では、カメラマンは監督になるのでしょうか。
確かにそうですね。
カメラマンが判断し、シャッターを切るわけですから最終的に作品を作り出すのは監督なわけです。
ところが、映画の世界には照明係や脚本家、原作というものがあります。
カメラマンがこうしたことを人任せにして、写真を撮ることは出来ない。
常々そう思っていましたが、じつはそうでもないんですね。
例えば、囲みの撮影会。
これはもう、お膳立てを整えた上での撮影がほとんど。
お金さえ払えば、そこに撮るべきものが用意されてるわけです。
こんなに楽なことはない。
それでは自分の撮りたい写真が撮れないからと、個人撮影をやり始めるわけです。
誰かが創ったシチュエーションやライティングで撮影した写真を、「これが私の作品です」と言うのはおこがましい。
つまりカメラマンは、脚本家であり、照明係であり、監督でなくてはならないわけです。

さて、カメラマンにそのイメージ(原作またはシナリオ)が無い時には、モデルさんはどうしたら良いのか。
ニッコリ笑うか、適当にポーズをつけるか・・・・。
それでも写真は出来てしまう・・・・。

私が行う個人撮影のいわゆる作品撮りでは、モデルさんとの打ち合わせに多くの時間を使います。
ところが、実際の撮影現場ではあれこれと細かい指示を出すことをしません。
もちろん、おおまかに、ちょっとコミカルな写真で行こうとか。
ここは動きのある写真にする。
などの話はしますが、指の先までポーズをつけるといったことはしない。
そうした流れを作るだけで、後はモデルさんに任せる。
あるシチュエーションの中に感情移入をさせるといったことをするまでもなく、意図した表情とポーズは自然と出来上がってきます。
その為に、時間をかけてモデルさんとやり取りする訳です。

シナリオのない撮影は、ある意味モデルさんに撮らされているといったほうが良いのでしょうか。
大げさにシナリオなどと考える必要はありませんね。
ここに良い光がある。
この光でこんなふうに撮って見たい。
それだけでも、充分にカメラマンの意図が感じられる写真と言えるでしょう。

Model : 雪華

tags : 写真 ポートレート モデル カメラマン シナリオ 

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海を渡る蝶?

2007.03.28

category : ポートレート

モデルのKAZさんを撮影した時のお話。
以前にカメラマンから「海を渡る蝶になってください。」と言う指示をされたことがある、という話をしていました。
??? あいにく蝶には知り合いがいないので、心境は解らないですが・・・・。

モデルさんの良い表情を引き出そうと、カメラマンはいろいろと話しかけます。
撮りたいと思う写真カメラマンの頭の中にはあるのでしょう。
体の向きや手のしぐさ。
指の先まで細かく指示を出す。
自分が意図した写真へ近づけようと、モデルさんに注文をつけるわけです。
確かにそれもひとつの方法ですが、まるで謎賭けのようになってしまっては混乱するだけですね。

不慣れなモデルさんの緊張を解こうとして、あれこれと指示を出したりすると逆効果になります。
モデルさんはどうしたら良いのか解らずに、目線があちらこちらに行ってしまいます。
あれこれと指示を出すあまり、頭の中が混乱してしまったモデルさんは固まってしまいます。
つまり不自然なポーズにどんどん近付いてしまっている。

むしろ、こうした指示よりは「海を渡る蝶になってください。」の方が、まだましかもしれません。
それはモデルさんの感性にゆだねるからです。

指示を出すなら、なるべく簡潔な短い言葉の方が伝わりやすいんです。
「耳を澄ましてごらん」
「風を感じてごらん」
「眼に力を入れてみよう」
これらはシチュエーションのヒントをモデルさんに与えてるわけです。
それから細かな指示を与えた方が良い。
「指先を伸ばして」
「もう少し体をひねってみよう」
「肩をすぼめるようにして」

モデルさんにどんな写真が撮りたいのかを伝える場合、まずそのシチュエーションを感じてもらいます。
それが伝われば、そんなに細かな修正は必要なくなります。
この手順を間違えて、手だの指だの顔の向きやらを思いどうりにしようとしても混乱を招くだけなんですね。
つまり、モデルさんにはどんな写真にしたいのかが伝わらないんです。

Model : 実木彩乃

tags : 写真 モデル カメラマン シチュエーション ポーズ 

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只今、編集作業中

2007.03.25

category : 「Photo Essay」

今日は一日、何処にも出かけずお家にこもりっきり。
一歩も外へは出ていません。
新作の編集をしてました。
Photo Essay」「帰郷」の制作です。
さすがにちょっと疲れた。

プロ野球はパリーグが開幕。
今年はソフトバンクの評価が高いようだね。
確かに戦力は充実してる。
我、日ハムはどうかなぁ~。
不安はいっぱいあるけども、実力は間違いなくあるわけだ。
外国人選手の出来次第かもしれないな。
昨年もスタートは良くなかった。
打撃の方がさっぱりだったね。
それを投手力が支えることが出来たから、踏みとどまったんだな。
高校野球も始まりました。
とにかく、北海道ガンバレ~!!
やっと楽しみが増えてきました。
うれしいな。
メジャーリーグも、もうすぐだ。

カーリングは残念だったなぁ~。
何とか決勝に進んで欲しかった。
彼女たちの眼差しを見ていると、胸が痛くなるよ。

さてさて、もう少しで完成です。
後は、モデル雪華ちゃんから写真が届くのを待つだけ。


「Photo Essay」「帰郷」より

tags : Photo Essay モデル 雪華 日ハム プロ野球 メジャーリーグ カーリング 

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女の子って・・・

2007.03.24

category : ポートレート

女の子って、不思議だな~。

いえ、作品の中でモデルさんの子供の頃の写真を使おうと思って、用意してもらったわけです。
見せてもらった写真が・・・・????

何処にいるんだい?

「これですよ・・・」と彼女は言うのだが???

まったく面影が無いよ。
別人じゃん。
さては整形してるな(笑

いや、いや驚いた。
誰でも、面影というものがあるもんだけど。
どう見ても、本人とは思えない。

女性は変わります。
もちろん、お化粧によっても変わるもんですが。
成長するにしたがって、やっぱり美しくなるんですね。

結局、この写真は使えないよ。
だって誰なのか、さっぱり解らない・・・・。

ふしぎだな、女の子って。
可愛いな、女の子って。

Model : 雪華

tags : ポートレート 写真 化粧 女の子 

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スタジオはおもちゃ箱

2007.03.22

category : ポートレート

スタジオっておもちゃ箱みたいだな。
そんな事を考えている。

いろいろな種類のライト、白レフ、黒レフ。
ストロボ、壁。
天井に階段。
白い背景紙、黒い背景紙。

おもちゃは一杯詰まっている。

そんなおもちゃを組み合わせながら、出来上がる光を楽しんでいる。

そこに現れた光の中にモデルさんを立たせると、美しい写真が見えてくる。

だけどいつもいつも、上手く行くとは限らないんだな。

時には失敗する時もある。
思うように行かないときもある。

一度創りあげた光を再現しようと、もう一度やってみても見つからない時もある。

まるで子供のように夢中で追いかけても、見たはずの夢がやっぱり夢でしかなかったように。
不思議な記憶の断片だけが取り残されてしまう。

だからこそ、夢中になってしまうんだな。

たくさん、たくさん組み合わせてみると、たくさん、たくさん光は出来上がる。
だけど、光は増えても見えなくなってゆくものもある。

足したり、引いたり。
そんな事をしている時間が楽しい。

ColorNet撮影会より

tags : 写真 ポートレート ストロボ モデル スタジオ 

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BGMが見つからない

2007.03.21

category : ポートレート

う~ん、新作に使うBGMがなかなか見つからない。
「Photo Essay」で創っている作品には、どれもBGMを使っています。
ネットという世界ならではの、写真と音楽を使って写真の見せ方を探っています。
ですから、音楽はとてもに大事な要素なんです。
今回、探しているのは2曲。
1曲は決まったのですが、もう一曲が見つからない。
もうすでに何曲聞いただろうか。

BGMはいつもそうなのだが、音楽素材として提供くださっているサイトからお借りしている。
200曲くらいは聴いただろうか、まだこれといった曲が見つからないのだ。
う~ん、困った。

以前には、自分で創ってしまえとばかりにMIDIキーボードまで用意したのです。
しかし、自分で創っている時間がありません。
もっとも、その前に才能がありませんでしたけど。

さて、どうしよう。
もう少し探してみるか。


「Photo Essay」「NEO NEUTER」より

tags : 写真 BGM MIDI 音楽素材 

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撮影、終了

2007.03.20

category : 写真

次回作の作品撮りを、無事に終わった。
今回はモデルさんの地元である、旭川での撮影。
何度か訪れてはいるものの、写真を撮るとなるとどこが良いのか思い浮かばない。
いまは便利な世の中で、さっそくネットで探してみる。
構想は随分前から暖めていたから、そんなに苦労はしない。
思い描いていた映像を何処へ行ったら撮れるのか?
そこが問題だ。
移動時間とロケ場所。
時間は限られているから、タイムスケジュールが一番大事。
今回の作品にどうしても欲しかった、学校での撮影。
モデルさんが自分の出身校に許可を貰った。
偉い!!
気持ちよく許可をいただき、教頭先生には親切に対応くださり感謝に耐えません。

車で走り廻りながら、面白そうなところを見つけては撮影してみる。
なんだか撮っているうちに、最初の構想とは違ってきちゃったぞ。
つじつまを合わせるために、あ~だ、こ~だと打ち合わせ。

途中、道を間違えたりと珍道中の繰り返し。
ついでだからカレー屋さんでお昼ご飯。
ふむふむ、美味しい。

最後の大事なシーンは喫茶店で撮影したい。
ところが喫茶店が見つからない。
グルグル、グルグル。

疲れた。
モデルさんも移動中にコックリ、コックリ。
これがまた、可愛いんだ。

移動距離400Km。
9時間に及ぶ撮影は無事終了。

さて、今日からスキャンしなくては。
そしてレタッチ。
BGMを選び、編集する。
どんなものが出来上がるか。
お楽しみではある。

「Photo Essay」「帰郷」より

tags : モデル スキャン 旭川 写真 

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モノクロのレタッチ

2007.03.17

category : 写真

さて、私が使っているフィルムスキャナーなんですが、ポジの画像には満足しております。
ほとんど注文をつけるところが無いですね。
ところがネガの画質が悪い・・・・・。
どうにもしまらないコントラスト。
立体感もまるでなし。
そこで、ネガはあきらめて、ポジばかりを使うようになりましたが、モノクロフィルムはC-41処理のカラーネガ。
色がついていないから、大丈夫だろうと思っていましたが・・・・・。
どうも違うようだ。
今回UPした「NEO NEUTER」では、すべてポジで撮影。
それをモノクロレタッチしました。
そこで初めて気がつきましたが、カラーネガより数段良い!!
階調も立体感も、ネガに比べると緻密で繊細。
アレレ・・・・。
最初からポジを使っておけばよかったのか?
今まで撮ってきたカラーネガのモノクロはどうしてくれんの?
トホホでございます。

写真はRDP3をモノクロレタッチ
金属の質感なんて、なかなか良いでしょう?

しばらくはポジを使いましょうかね。
まぁ~、一度や二度の撮影ですぐに結論を出すのはやめましょう。
仮にポジの方が良いにしても、今度はいろいろなポジフィルムも試してみたい。
こうなりゃ、どんなフィルムモノクロレタッチに向いてるか、とことんやってやろうじゃん。
(なかば、ヤケになってきた。)

でも考えてみたら、また選択肢が増えたととも言えるわけで。
それなりに楽しみでもあるわけです。

そこはフィルムだけに、人間、ポジティブに考えましょう。

お後がよろしいようで・・・・。

「Photo Essay」「NEO NEUTER」より

tags : レタッチ モノクロ フィルム スキャナー 

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笑顔の写真

2007.03.16

category : ポートレート

以前にもどこかで書いたかな?
私の写真には笑顔写真が少ない。
少ないどころか、ほとんど無い。
どうしてなのか自分でも解らん。

自然な表情を撮りたい。
カメラマンなら誰もが思うことでしょうね。
なかでも、写真を見る人が思わずつられて笑顔になってしまうような、そんな素敵な笑顔を撮ってみたい。

誰でも、笑顔は素敵です。
美しくて、心が癒されます。

では、どうすればそんな笑顔が撮れるのか。
それはモデルさんの技量ではありません。
むしろカメラマンの人間性かもしれませんね。
心の底から楽しさや嬉しさ、可笑しさがこみ上げて来る時、人は何の警戒心も持たずに笑顔をみせます。
つまりは、撮影そのものが楽しくなければいけません。

楽しく撮影する。
それは、なかなか難しいことかもしれません。
カメラマンは結果を求めて撮影をしてしまう。
構図はどうだ?
ピントは合っているか?
ポーズはこれでいいのか?
ついつい、モデルさんを置き去りにしてしまいがちです。

すべてが整ってから「はい!モデルさん笑ってくださ~い」

結局、カメラマンが営業スマイルを作り出してしまっている。
結果を求めるあまりに忘れてしまいがちなところです。
撮影の仕方も一通りではないということですね。

出来上がった写真の欠点をあれこれと考える人もいます。
きっとどこかで読んだ「ポートレート入門」みたいな参考書を、そのまま鵜呑みにして語るのです。
でも、本当に素敵な笑顔が撮れている写真なら、多少の欠点など気にすることなどないのです。
その写真には勢いがあり、楽しさが溢れ出し、何よりもう一度撮りたくても撮れないその一瞬が納められているんですから。

ColorNet撮影会より

tags : ポートレート 写真 モデル カメラマン 撮影会 笑顔 

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個人撮影の落とし穴

2007.03.15

category : ポートレート

ポートレートを撮る人であれば、一度はモデル撮影会に参加されたことがあるのではないでしょうか。
私も良く参加します。
一言でモデル撮影会といっても、いろいろあります。
カメラ店やメーカーが主催する撮影会や写真団体が主催の撮影会から、モデル事務所のものまで。
規模もさまざまですね。
最近では少人数の撮影会や、1対1のいわゆる個撮を売り物にしているところも多いようです。

さて、この個人撮影。
自分の思い通りの撮影が出来るのはいいのですが、撮ることに満足してしまってそのまま終わり。
出来上がった写真を見ると、撮影会と変わらない。
なんてこともありがちです。
もっとも、ゆっくりと誰にも邪魔されずに撮影できればそれで良いというのであれば、それでもかまいませんが。

問題は、何度撮影を重ねても同じようなものしか出来上がらない。
頭の中ではいろいろとシチュエーションを考えて、プランを持って撮影に挑んでいるのですが、出来上がった写真はみな同じ。
背景とモデルさんが違うだけで、思わず「以前にもこんな写真、撮っていなかったっけ?」
これではせっかくの個人撮影の意味がありません。

お気に入りのモデルさんにお気に入りの衣装を着せて「こんな感じで撮影するから、こんな表情で」などと注文しても、モデルさんの感情までフィルムに写るものではありません。
写真としてひとつのイメージを想起させるには、すみからすみまで統一されたイメージを重ねて創りあげなくては見る人に伝わらないのです。
極端な話、モデルさんが「お腹がすいた~」と思って見せる切なそうな表情も、シチュエーションしだいで傷心旅行(センチメンタルジャーニー)に見えてしまうわけです。

個人撮影は一人のモデルさんをシリーズで撮れるわけです。
なんとも贅沢なその時間は、撮影会などとはまるで違った濃密な時間を提供してくれるわけです。
その温度が写真に現れるはずです。
出来上がった写真を並べるとそれは一冊の写真集となりうるわけですから、そのつもりで撮っているのと、闇雲にただ撮ってるだけとでは違いは歴然。

ロケ地とその背景、衣装。
構図、光、ポージング、そして全体の構成。
これらを整えることで見る人に訴える力が宿ります。
どの写真をとりあげても、共通するイメージを想起することが出来ること。
こうした写真を一枚一枚積み重ねてゆくことによって、そこにストーリー性やテーマを明確に出来るわけです。

個人撮影のよさは、自分の思い通りに撮れる事。
それにはしっかりとしたコンセプトを持っていなくてはいけません。
何をどう撮りたいのか。
ここをないがしろにしてしまっては、自己満足で終わってしまいがちです。

「Photo Essay」「One Day」より

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影を演出する

2007.03.12

category : ポートレート

モデルさんの魅力は、ちょっとしたことで変化します。
髪型を変えてみたり、帽子をかぶったり。
そんなことで、モデルさんの魅力は驚くほど変化します。

そして、もうひとつ。
ライティングでも変わりますね。
人物撮影の場合には、スタンダードなライティングがいくつかあります。
古くはハリウッドスターのブロマイドから、いくつかのライティングが考案されたようです。
こうした写真は、ポートレートというよりも肖像写真に近い。
神秘的でドラマチックな演出を狙った写真ですね。
なぜ、神秘的あるいはドラマチックに感じるのかというと、影を効果的に使っているからです。
顔の中に、影を作る。
その量や位置を効果的に見せると、神秘性やドラマ性を増幅させることが出来るわけです。
一番解りやすい例で言うと、シルエットですね。
わずかに表情が解るくらいの光しかあたっていないシルエットは、顔のほとんどが影になっているわけです。
つまり、この影が演出をもたらしてくれるわけです。
フラットな光の中でニッコリ微笑むモデルさんも、こうした陰の中では孤高の人物像を見せたり。
妖艶な大人の女性であったり、小悪魔のようなセクシーさを醸し出す。
光ひとつで、モデルさんが持っているキャラクターに変化をつけることが出来るわけですね。

ところが、こうしたライティングは囲みでの撮影会には不向きです。
ある程度の人数のカメラマンが一度に撮影するには、撮影ポジションが少なすぎる場合が多い。
したがって、誰もが納得のゆく撮影ができるかというと、そうは行かないようですね。
さらにデジカメには難しい光の条件が揃ってしまうようです。

北海道の冬は長く、この時期に屋外での自然光で撮ることは難しい。
こうした時期に、ライティングの工夫でどんな写真が撮れるのかを楽しむことは、撮影の幅を広げてくれると同時に表現の引き出しを大きくすることも出来ます。


ColorNet撮影会より

tags : ポートレート 写真 モデル 撮影会 デジカメ ライティング 

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モノクロのスキャン

2007.03.11

category : ポートレート

私が使っているモノクロフィルムは、C-41処理のいわゆるカラーネガ
自分で現像、引き延ばしまでを行っている時間がないのもですから、私には重宝なフィルムです。
このフィルムをフィルムスキャナーでスキャンするわけなんですが、どうにも上手く行きません。
明暗差のついた、コントラストの高い被写体の場合は特に難しい。
暗部のデティールを出そうとすれば、明部が飛んでしまい、明部を出そうとすると暗部がつぶれる。
スキャナーの性能にもよるのでしょうか?
何度か試していて、やっとコツを掴みかけました。
スキャンする前に、「露光調整」というボタンをクリック。
ここで、+側に少しシフトすると、以前よりはだいぶ上手く行きました。
でも、まだまだネガに詰まっている情報を出し切れてはいないようです。
後はレタッチで何とかするしかないのでしょうか。

ネガでの撮影となると、どうしても露出は適当になりがち。
いちいち露出をあわせるよりも、モデルさんの動きを追いかけて連写する。
時にはこの方が、思ってもいなかった写真が撮れたりするものだから、つい疎かにしてしまう。
今度はここから直して、しっかりと撮ってみようかな。
ネガに詰まっている情報そのものが不足していたんでは、後からどんなにレタッチしても無くなっている情報が出てくるわけが無い。
何事も迷いがあるときは、原点に立ち返ってみる。

私が使っているソフトはスキャナーに付属してきた PhotoShop Elements のみ。
これでは限界があるのでしょうかね。
きっと、上手い手立てがあるのでしょうが、どなたか教えてください。

写真は、ちょっと懐かしい上村美紀ちゃん。


Model : 上村美紀

tags : カメラ レタッチ モノクロ フィルムスキャナー ネガ Photoshop 上村美紀 

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撮りたいと撮れない

2007.03.09

category : カメラ・レンズ

初心者の中には、どんなカメラでどんなレンズを揃えたらよいのか? といった質問がよくあります。
これは困った質問です。
カメラの性能や特徴は解説できても、使う本人にとってそのカメラが最適なカメラかどうかは本人が決めるしかありません。
まるで、「私は運転免許を持っていないのですが、車は外車が良いですか? 国産車が良いですか?」 と聞いているようなもの。
まず最初にどんな写真が撮りたいのか。
それを決めましょう。
そうすれば、おのずと必要なレンズが解ってくるはずです。

特殊な場合を除いて、どんなレンズでも撮れない写真の分野はないでしょうね。
分野によって、どのレンズが向いているかは勿論ありますが。

さて、初心者ではないカメラマンも、撮りたい写真に苦しんでいるのが現実です。
自分はどんな写真を撮りたいのか。
人の作品を見て、それが良い作品か否かは判断できるものです。
ところが、自分が撮りたい写真はどんな写真かを具体的にイメージするのは難しい。
撮りたい写真のイメージが固まっていても、実際に写真にして残すには様々な条件をクリアしなくてはいけない。
時間や天候、季節など、すべてが揃わなくては撮れない写真が多くあります。

人の写真を見て批評するのは容易なことなんです。
では自分が同じ写真を撮影するとなると?
実現させるには、多くの課題があることに気がつくはずです。
出来上がった写真にあれこれ言うことは易しくても、実際の撮影現場で「こうした方が良いよ、何故なら○○だから」と理論的に説明できる人は少ない。

撮りたくても、撮れない写真の実に多いことか。
写真を残すということは、自分を残すということ。
自分を開拓し挑み続けることは、楽しくもあり苦しい道程でもありますね。



tags : 写真 レンズ カメラマン 初心者 カメラ 

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CM出演

2007.03.08

category : ポートレート

今度はCMの出演が決まったそうだ。
といっても私ではありませんよ。
そんなこと解ってる?

はい、はい。


ブライダルショーモデルさんが、なにやらCMにでるそうな。
いやいや、楽しみじゃ。
見逃さないようにしなくてはね。
いつから放映になるのか、ちゃんと教えておいて貰わないと。
NHK見てたんでは見れないよな。
なにせCMだから、いつ見れるのかさっぱり解らん。
そもそも、あんまりテレビを見ない私に見る機会があるのか?

う~ん、見れるまでがんばって見るしかない。

面白くもなんともない結論ですな。

Model : 星 優香

tags : モデル CM ブライダルショー 

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ハグハグ

2007.03.07

category : ポートレート

吉村美紀(改め上村美紀ちゃん)のテレビを録画。
なにせ深夜番組だから、とても生では見られない。
撮影した事のあるモデルさんが3人、そのうち撮影するであろうモデルさんが一人と、なんだか知り合いが勢ぞろいしている番組だ。
そもそも私はテレビを見ない。
見たとしても一日、数分だろうな。
もちろん、ニュースやスポーツとなれば別ですが、ドラマやバラエティーなどは見ない。
したがって芸能界のことは皆目わからん。
昔、キャンディーズの3人の顔の区別がつかなくて、友人に笑われたっけ。
叶姉妹の顔も区別がつかない。
いまだにそんな状態な訳。

どうやら私は、リアルにお会いしている人間とテレビや雑誌のメディアで見る人の顔とはつながっていないようだ。
脳内で認識している部位が違うのかな?
いや待てよ。
ポートレートを撮影しているときも、光や背景などは穴が開くほど観察するがモデルさんの表情は二の次だな。
名前もすぐに忘れてしまう。
あ~、それはただ単にボケが進んでいるだけか。

こんな私がポートレートを撮っているのだから、不思議といえば不思議。
撮影の最中はモデルさんをどう撮るかに集中するわけですが、そのモデルさんの顔が好みであるとかは関係しない。
良い写真が撮れるかどうかに関心が集まっているようで、写真の結果がすべてのような気がしている。
つまり、良い写真が撮れるモデルさんは私にとってお気に入りのモデルさんであるということ。
たとえ、撮影が上手く行かなくてもモデルさんのせいにすることはありませんから、ご心配なく。
ダメな時はどうがんばってもダメ。
いたってノンキなものです。

それでも、最近はモデルさんが可愛くて仕方がない。
みんな若くて、私の娘といっても可笑しくない年齢なのだが、とにかく可愛いのだ。

お~い、モデルさんよ~。
お願いだからハグハグさせておくれ~。

ColorNet撮影会より

tags : ポートレート 写真 モデル 上村美紀 

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「ちゃんと、写ってますか?」

2007.03.05

category : ポートレート

「ちゃんと写ってますか?」

何度かモデルさんにそう言われた事があります。
その意味が解らず答えに困ってしまったことがありますが、どうやらそのモデルさんは液晶画面を見ようとしない私の撮影スタイルが不思議でならなかったんですね。
フィルムカメラだから見れないんだよ。
と説明して納得のようでしたが、それでもやっぱり不安そう。
今、撮影した写真がどんなふうに写っているのか確認できないことは、モデルさんにとっても不安なんでしょうね。
実際に確認することによって、モデルさんも落ち着くのかもしれません。
もちろん、カメラマンも一枚一枚きちんと写っているか確認できればそれに越したことは無い。
失敗していたら、すぐに撮り直しができるのですから安心です。

デジカメにはそうした利点があります。
ところが、いま写した写真を液晶で眺めてばかりいるカメラマンもいますね。
写している時間より、眺めている時間のほうが多いのでは?
と思えるくらいなんですが・・・。
画面で確認するのは、露出とピントくらいでかまわないと思うのですがね。
それさえ合っている事を確認できれば、後は撮影に集中する。
その方が良い写真を撮るチャンスが多いと思うのです。
休憩中になら解りますがね。
私の場合は、この休憩中がまた大事なんです。
良い場所や光を探したり、スタジオならセッティングに使うわけです。
むしろこっちの方に時間を使いたい。
写真の出来が、そこで決まってしまうことの方が多いくらいですから。

M

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「NEO NEUTER」撮影後記

2007.03.03

category : ポートレート

さてさて、新作も無事公開できた。
何処で撮ったのかというと、モエレのガラスのピラミッドである。
この時期、天候に左右されずに撮影できる場所はここくらいしかありません。
ほぼ全面をガラスで覆っているため光は充分だ。
むしろ冬の方が多少天候が悪くても、廻りは白い雪に囲まれているためにその反射を受けて明るいのだ。

今回のモデルさんは、初めての撮影。
しかも、高校2年生。
いきなりスタジオでの撮影とは行かないだろうから、この場所が最適と考えた。
広く、天井の高いこの建物は開放感がある。
多少の緊張感があるだろうから、こうした開放的な場所の方がモデルさんも安心するだろう。
と思ったのだが、本人はさほど緊張している様子もない。
きくと、中学生の3年間は芸能スクールに通いダンスなどを習っていたそうだ。
したがって、カメラの前に立つことにはもう慣れている。
その後も、他のカメラマンに何度か撮ってもらっているそうである。
なるほど、すべて納得。

まだ17歳にして自分が撮ってもらいたい写真を具体的にイメージしている娘なんて、めったにいるものではない。
つまり、もうりっぱな表現者なのである。
事前に何度かメールでお話をし、まずは試し撮りとしたわけなのだが、すでにどんな写真にするかは方向が決まっていた。

それにしても、試し撮りのつもりが一作品出来上がってしまったのだから面白い。
こんなこと初めてだな。
もっとも、そんな予感はあったのだ。
つまり、頭の中にはどんな写真を撮るか、すでに出来上がっていたわけです。
後はそれを実行に移すだけ。
あの場所では、この写真
この場所ではこれ。
といった具合に淡々と撮っているわけです。
ほとんど作業を進めているようなもんです。

今回はモデルさんの創造力に感化されての撮影でした。
こうした撮影は、カメラマンがひとりで自分のイメージを押し付けてもうまくは行かないものです。
その良い証明になったと思う。
モデルさんはやっぱり存在感が大事。
そして、意欲がなくてはカメラマンを動かすことは出来ないということ。

う~ん、それにしても恐るべき17歳。

Northern Gallery H.T House
「Photo Essay」「NEO NEUTER」

「Photo Essay」「NEO NEUTER」より

tags : 写真 モデル カメラマン スタジオ 

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新作UP!!!

2007.03.02

category : ポートレート

さてさて、試し撮りで挑んだ個撮でしたが、終わってみると結構な枚数を撮っていた。
編集しているうちに、何とか一作品できてしまったよ。(笑
コンセプトとキーワードになるイメージを持って撮影したので、これだけで出来上がってしまった。
もっとも試し撮りなんで、そこは小品ですのであしからず。

モデルさんとはイメージを共有するべく打ち合わせをしてきた。
それぞれのアイディアを確認し合い、頭の中にはすでに写真が出来上がっていた。
だからこそ、こうした結果になったのだ。
つまり、モデルさんにはすでに撮って貰いたい写真がイメージ出来ており。
そのイメージを的確に伝えることに成功した。
それを受けて、カメラマンがロケ場所を決めプランを考えた。
結果、初めて撮影するモデルさんであるにもかかわらず、理想とした世界に近付くことが出来た。
やはり、お互いのコミュニケーションが如何に大切であるかということだね。

ロケ場所はかつて何度も撮影している場所である。
この時期、天候に左右されずに撮影できる場所というのはそれほど多くはない。
もはや、撮り尽くした勘のあるロケ場所だが、そこはやはり個撮である。
これまで試すことが出来なかった事が出来たのは当然なのかも。

撮りたい写真
これが明確にあるうちは、撮影に困ることはないものだ。

といった訳で、新作UPしました。
「Photo Essay」「NEO NEUTER」です。
お暇がございましたら、ご覧くださいませ。

Northern Gallery H.T House
http://www005.upp.so-net.ne.jp/h-taguchi/
「Photo Essay」より「NEO NEUTER」

「Photo Essay」「NEO NEUTER」より

tags : ポートレート 写真 モデル カメラマン 

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懸案事項

2007.03.01

category : 写真

懸案事項といえば聞こえは良いが、ただ単に先送りになっていることがたくさん・・・・・。
作品撮りの後は、忙しい。
スキャンして加工して、今回はさらにレタッチするつもり。
モデルさんにお渡しする写真のほかに、Web用に同じ写真を加工するから2度手間がかかる。
ブライダルショーの撮影を依頼された写真が出来上がってきたから、モデルさんにお渡ししなくてはならない。
どうやって渡そうか・・・・・。
それにプリントを頼まれている写真もある。
なんだかとっても忙しい。
こんなことを書いてる暇があるなら、さっさとこなせよ。
と言われそうだが、人間の集中力はそんなに長続きしないわけで。
ちょっと息抜きも必要なのです。(笑

日本代表、勝ったようですな・・・・。

明日は日ハムのオープン戦がドームであるぞ。
巨人戦か・・・・。
やっと楽しめる季節になったんだな。

高校野球はいつからかな?

てな事を思いつつ。

おやすみなさい。

もう、おめめがショボショボでござる。

Model : HINAYA

tags : レタッチ スキャン モデル 日ハム 巨人戦  高校野球 ブライダルショー 

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