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ストロボの露出とシャッタースピード

2013.05.23

category : ポートレート


アマチュアのカメラマンがストロボの多灯を使う機会ってあんまり無いから。
結構、基礎的なことを知らない人が多いですね。




Model : ヨンア



ちょっと書いておくと。
フォーカルプレーンのシャッターのカメラであれば、同調できるシャッタースピードには限度があります。
説明書を見ればちゃんと書いてあります。
通常の一眼レフであれば、1/125か1/250くらいでしょうか。
このスピード以下に合わせればOK。
これ以上のハイスピードにした場合、画面の一部にしか露光されない場合が出てきます。

レンズシャッター式のカメラは、全速で同調します。
理屈を考えれば、すぐに解りますよね。

そこからが問題なのですが、露出を合わせる場合。
絞りで合わせます。
シャッタースピードを変えても露出は変りません。

つまりレンズを通ってくる光の量で変ります。
シャッターがどれくらいの時間、開いていたかで露出は変りません。

何故なら、ストロボの光はシャッターが全開になった時に発光し、シャッターが閉まり始める前には発光し終わってしまうからです。
発光し終わった後にシャッターが開いていても、あるいは発行する前にシャッターが開いていても、真っ暗であれば露光しない。
したがって、シャッタースピードによって露光量を変えることはできない。

ただし、ストロボ以外の光を取り込むことはできます。
これがスローシンクロと言われている方法です。

絞りの値はストロボの光量にあわせて決定します。
この時、シャッタースピードが1/250でも1/125でも1/60でも、周辺光量(環境光)が少なければ、露出に影響はない。
ただし、周りにある程度の光がある場合はシャッタースピードをさらに遅くすることによって、その光を写しこむことが出来ます。

夜景ポートレートなどで使われる手法ですね。
今やコンデジにも「夜景モード」なんてのが付いています。

このモードで撮影すると、まずフラッシュが発光して被写体の露出にあわせて絞り値を自動で計算してくれます。
適正露出となるように、絞りと発光させる光の量を調整してくれます。
と、同時に周辺の環境光を測光し、それに合わせてシャッタースピードを制御してくれます。

つまり人物は適正露出となるようにストロボの光量と絞りを自動で制御し、
背景は真っ暗にならないようにシャッタースピードを遅くして周辺の光を取り込んでくれる。
そんな高度な技術を自動でやってくれるんですね。
まぁ~便利なものです。

こんな知識なんて持っていなくても、ちゃんと夜景ポートレートが撮れちゃう。

誰にでも失敗なく綺麗な写真が出来上がる。

だから誰も考えない
理屈を考えようとしなくなっちゃう。

ストロボを使っているとき、露出を合わせようとしてシャッタースピードを調整しても露出がコントロールできない。
なんでだろう????

と考えるのは間違い。

ストロボの場合は、露出を決定するのはあくまでも、絞りの値なんです。

写真は発電機を持ち込んでレフランプ3灯を使用。
モデルさんはストロボ。
周辺のモニュメントには照明。
岩肌はライトアップされた光。
空は自然のままの明るさ。

絞りはストロボの光量に合わせ、モデルさんを適正な露出にあわせる。
周辺の環境光はシャッタースピードで露光量を調整して撮影。



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tags : ヨンア スローシンクロ ストロボ 

コメント

早速ブログに書いて頂きありがとうございます。私の理解力ではわかるようでわからないような。。。わかる部分はあるのですが全部呑み込めないと言いますか。。。30分以上読ませてもらっても理解力がこれだけの頭しかないといいますか。。。現場で手取り足取り見て聞いて教えてもらった方が早い頭なんですねきっと自分の頭は。。。実際に触っての方が頭に入るような気がします。機会がありましたら実践での指導をお願いします。

2013.05.24  yukinobuk  編集

あ!読んでわからない人は実践でもわからないよって言われそうです。。。(笑)

2013.05.24  yukinobuk  編集

yukinobuk さん

まずはカメラのメカニズムから説明したほうが解りやすいですね。
図書館には、そうした類の本が必ず置いてありますので、参考にすると良いと思います。

実際の撮影現場で説明すると、多分、混乱するかもしれません。
撮影現場は理論どうりには行かないケースが、多々ありますしね。
これは、センスや感覚ではなくて、理屈ですから数学や科学と同じです。
紙に書いて説明するほうが、解りやすいですよ。

2013.05.24  H.T House 田口  編集

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