どんな写真を撮ろうか?
そう言えば、
シャボン玉で撮りたいって言ってたよね?
と言う
リクエストにお応えして、日曜日に三人で撮影でございます。
シャボン玉ルルルルルルッルル~。
ちなみに休日でしたが、
ザ・ピーナツは参加していません。
ふる~・・・・今時、シャボン玉ホリデーなんて番組、誰も知らんぞ・・・・。
もうひとつ付け加えると、
クレイジーキャッツも参加していません。
ハナ肇は銅像になっていません。
ハイ、
寒かったです。
百均でシャボン玉マシンを二つ買いまして。
補充用のシャボン玉液も買いまして。
準備万端でございます。
シャボン玉を写真に写すには、揃えなくてはならない
条件がいくつかあります。
出来れば
青空に吸い込まれるシャボン玉を撮れれば理想でございます。
が、世の中そう上手くは行きません。
思いッきり
曇り空でございます。
灰色の空にシャボン玉を浮かべても、何が写っているのか判りません。
仕方がないので暗くなるまで待ちます。
黒背景にしてバックライトでシャボン玉を写します。
ストロボ
2灯を、左右にそれぞれ
30度ほど首を振ります。
これで
120度位の画角をカバー出来るはず。
さて、いよいよ撮影です。
シュルシュル~~~
と、シャボン玉が・・・・・
出ません。ん?
いきなり壊れてしもうた。
さすが
百均クオリティ。
いや百円じゃなかった。
三百円もしたんだぞ。
百均で三百円の品物を買うには、実に
勇気が要るものなのだ。
なにせ、レジのおねーちゃんは、イチイチ
「三百円の商品になりま~す。」と、念を押してくる。
そこで慌てふためいては、いかんのだよ。
あっ
100円じゃなかったの???などと言う顔を見せてはいけません。
うん、解っているよ。
三百円でしょ。と言う顔をしなくてはいけない。
これには、なかなかの心の準備と覚悟が必要なのである。
さて困った。
いきなり壊れてしもうた・・・・。
そんな時には、どうするかと言うと。
叩く!
バンバン叩く!はい、直りました。
まずは、吉備津氏が撮影します。
私がシャボン玉係。
シュルシュルとシャボン玉が出ます。
良いぞ! 良いぞ!
しかし、風の向きが
クルクル変わるぞ。
吉備津氏の頭の上にシャボン玉が乗っかっているぞ。
それはそれで
、カワイイぞ。
いい歳したオッサンが何をしとるのか、などと言ってはいけない。
風を読み、ベストポジションにシャボン玉を誘導するには高度な
技術と分析力、
熟練の技と
高速計算能力が求められるのだ。
明日から、私の事を
「富嶽Taguchi」と呼びなさい。
ひとしきり撮影が進んだら、液が無くなったので車のなかで
休憩。
とにかく
寒いのよ。
車の中は暖かい~・・・・幸せ、幸せ・・・。
その間に、補充液を容器に入れ替えます。
が、液が
こぼれます・・・。指先が、かじかんで動かないのよ。
お決まりのパターンですな。
カメラも
レンズも
ヌルヌルでございます。
実に
官能的な手触りとなった
カメラで、今度は私くしが撮ります。
シュルシュル~シュ・・・シュ・・・・。
出ない・・。よく見たら吹き出し口が
凍っているではないか。
二人して吹き出し口を
ハア~ハア~して溶かします。
夜の公園に、二人の男の
喘ぎ声が響きます・・・・。
ハァ~・・・・・ハァ~~・・・・。シュルシュル~
やっと出た~!!!
さみ~!!何が悲しくて、こんなクソ寒い真冬の夜にシャボン玉を飛ばすんだか???
今度は、春にやろうね。
取り敢えず、
おバカな三人組は元気でございます。
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