写真・しゃしん・シャシン

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レフについて

2008.07.10

category : ポートレート


デジカメのプリントを見て気になるのが、コントラスト再現性だ。
白飛び、暗部の締まりの悪さ。











どうにも気になってしまう。
それをレタッチでどうにかしようとする訳だけど、見る人が見ると解ってしまう。

どうにも救いようが無いね。

つまり再現できるコントラスト(明暗差)のダイナミックレンジが狭いんだね。
ポートレートの場合、モデルさんの肌を適正露出で撮影すると、背景が白飛びしたりする。
それも、完全に真っ白になったりする。

たぶん、曇天や逆光での撮影で、モデルさんが帽子をかぶっていたりすると、てきめんにこうした状態に陥る。
それを、やや下から煽るようにして写すと、当然モデルさんの顔は帽子のひさしで暗い。
その暗くなった顔を適正な露出にしようとするから、背景は総て飛んでしまう。

そんな時にはレフで顔に当たる光を起こしてやるしかないんだな。

レフの光を強めに当てる事を嫌う人が多いね。
もっとも、モデルさんが眩しくて眉間にしわが出来てしまうほど強くてはマズイけど。
こうしたケースのように、顔と背景とに明暗差がある場合は、強めに当てなくてはいけない。
強く当てると不自然な光になるけど、銀レフではなくてカポックなんかは上手く行く。
思い切って強く当てると、明暗差が狭まり白飛びを防ぐ事が出来る。
結果、こっちの方が自然に仕上がるわけだ。

そもそも、レフの光なんてのは不自然なもの。
しかもたった1枚で補おうとするのは、土台無理と言うものです。
デジにしてもフィルムにしても、コントラストの再現には限界がある。
つまり肉眼で見たようには写らない。
ならば、その狭いダイナミックレンジの中で収まるように補助をする。
それもレフの役目なんだな。

ところが、レフを強く当てる事は、とにかくいけない事だと思い込んでいる人が多いね。

上の写真は、随分前の写真だけど。
これも、かなり強めにレフで光を当てている。
モデルさんの衣装がラインライトに光っていて、髪は金色に輝いている。
つまり、逆光で撮影している事が解るね。
しかもトップライトに近い状態だ。
おまけに水面からの反射と緑の葉の透過光が背景にある。
ということは、背景はモデルさんの顔に比べてかなり明るいということです。
こうした場面で、やんわりとレフを当ててしまうとどうなるか。

当然、モデルさんの顔は露出アンダーになってしまいます。
それを何とかしようとしてレタッチで明るさを調整すると、モデルさんの髪は輝くどころか白く飛んでしまいます。
この写真では、かろうじて髪の毛の判別が出来ているね。
そして背景も明るくなってしまうから、出来そこないのハイキー写真になってしまいますね。

いや、たとえレタッチしなくても背景が適正露出で顔がアンダーでは、まるで初心者がレンズ付きフィルムカメラで撮ったような失敗写真だ。

もし、この時の衣装が白い衣装だったとしたら・・・・・・。
顔はますます暗くなり。
顔に露出を合わせて写そうものなら、白い衣装は飛んでしまい、デティールを無くしてしまいます。

ようするに、顔にどのくらいの光が当たっているか、では無くて。
背景や衣装によって、レフで当てる光の量を決定する必要があるということ。
つまりトータルとしてその写真が出来上がったとき、コントラストのダイナミックレンジの中にどう納めるかということ。
これが上手く行くと、締まりのある暗部デティールを残した明部とで創られた豊かな階調が再現できるわけだ。






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tags : コントラスト レフ 適正露出 レタッチ デティール 

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